ここで、彫像の世界からトピックを見てみよう。荻原守衛、文覚と女この2つの作品では、肖像におけるポーズという概念が強く生まれた作品だろう。
たとえば 文覚

出典:独立行政法人国立美術館

どうだろう。今では当たり前の男性のプロフィール写真ポーズである。おそらく史上初登場がこれだろう。 作品のテーマは悲哀を表現しているのだが、 このポーズ、 男性の力強さを これほどまでに強く表現した写真も絵も私は知らない。

そして、女

出典:独立行政法人国立美術館

同じ彫像家から生まれたと思えない。女性の柔らかさが 表現されている。 およそポーズという概念がない時代に、 男女それぞれに、強く性差を表現した 作家という点で、 荻原守衛 を挙げたい。 女性を撮影する上でも参考となる構図である。